三次元測定機で製品の寸法を測定しました。
今回の測定機は有名なキーエンス社のです。
こんなに小さい測定機でもかなり高額です。
三次元測定機は非接触型、接触型と2種類あります。
非接触型も接触型もどちらも点群データです。
赤外線レーザーで基準と測定物の距離を判断し数値化しています。
この測定機の精度は±3μm=0.003mmです。
他社の測定機を使用したことがありますが、設計値との違いを評価します。
部品一つ一つに寸法公差があり、組み合わせによる不具合を未然に防ぐため抜き取りで測定する場合もあります。
また、最近ではリバースエンジニアとして昔の紙図面しか無い製品でも
現在の製品を測定し新たに解析、管理することが可能になりました。
紙図面に手書きで修正、修正と行っていると新たに不具合があった場合に困難になってしまうのを
未然に防げます。また、相違点もすぐ確認できます。
最近の測定機はすごく進化しています。今後どのように進化していくか楽しみです。