ツメ断面積は、メカロック支管200×150を取り付けた場合で管内断面積に対して2パーセント程度です。
(1)取付管は本管縦断方向に対し部分的に取り付けられる為、管路の軸方向に対する断面縮小率は微小である。
(2)下水管渠の設計については一般的に小口径管は計画時間最大汚水量の100%の余裕を見込む場合が多く流量に対してツメ部が阻害する可能性が少ない。
(3)本管を断面的に見ると、突起が継続的に現れるわけではなく、取付管部分の断ペン的構造となり、流量が減少することはないと考えられる。
可とうメカロック支管のツメ部は、曲線構造を採用しておりますので、つまりや流下能力の低下になることはありません。
また、満管で流れる場合でも、ツメ部の抵抗よりも取付管の穴の抵抗の方がが大きいため、ツメ部に関する問題はありません。
上記より、メカロック支管のツメ部の流量変位や、つまりに関しては、従来品と比べ問題ないものと考えます。